独シーメンスの技術情報サイト

営業強化を狙い亀山電機が開設

　ソフトウエア開発などを手掛ける亀山電機（長崎市）は、ドイツの電機最大大手シーメンスの製品技術情報を提供するウェブサイト「シーメンス制御設計.COM」を開設した。
販路開拓のツールとして活用し、営業強化につなげる狙い。
2014年3月期のシーメンス製品関連の売上高を、前期比約3.5倍の1億2500万円まで引き上げたいとしている。

　同社は08年に県内で初めてシーメンスの「ソリューション・パートナー」に認定された。
工場などの自動機械の制御に使う製品の販売や設計、メンテナンスを手掛ける。各国の工業規格に準拠しているのが強みで、日本企業の発注でもエンドユーザーの8割は海外という。

　サイトでは、全製造工程や経理を一貫して管理できる制御システムの特長や、技術を活用したコストダウンの手法を紹介。
電気設計技術者向けの冊子「シーメンス 制御設計の勘所」も作製し無料配布している。

　北口功幸社長は「制御設計をする上での基本的な情報収集が可能。継続的に技術情報を発信したい」としている。
（2013年7月26日　長崎新聞より）

　今回亀山電機では、シーメンス製制御機器およびソリューションを使用した制御設計や制御盤の設計における、ポイントやコストダウンの手法など、これまで業務で蓄積した情報をこの技術サイトで公開することにより、この業務に携わる方々への参考資料として活用して頂きたいと考えております。
またこのハンドブックには、シーメンス製制御機器およびソリューションに関する基本的な技術情報を盛り込んでおりますので、制御設計・制御盤設計を行う上で必要な、基本的な情報を収集可能であり、新入社員教育などにも活用可能な内容となっております。

　今回公開した技術サイトに関しましては、今後も定期的に技術情報を追加発信していくことで、継続的に活用可能な技術サイトとして運営を行い、設計者の疑問を継続的に解決していきます。
亀山電機は、長崎より全国の制御・制御盤設計技術者に向け、今後もお役に立てる製品・技術をご提供してゆきたいと考えております。

　亀山電機は、今後も確かな技術で地元長崎の発展のため、お客様と共に歩み続ける会社であり続けます。