【4/6公開】 【4月6日 日刊工業新聞様にて亀山電機の記事を掲載して頂きました】

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伊製発電装置を単独保守

ストックビジネスの確立へ

亀山電機(長崎市、北口功幸社長、095・864・7000)は、工場自動化(FA)向け制御装置やソフトウェア設計などを手がける。最近はメンテナンス分野にも注力している。その狙いや期待を北口社長に聞いた。

(西部・増重直樹)

―有機媒体を蒸発に使う有機ランキンサイクル(ORC)メーカーであるイタリアのターボデンと連携します。
「日本市場において同社製発電装置の単独保守契約を結んだ。国内では稼働済みと建設中を合わせて5件ある。ペンタンと呼ばれる有機溶剤を媒体に用いれば、水に比べてランニングコストが安い。環境に優しく商機があるとみる」

―保守事業への期待は。

「現状、売り上げに占めるストックビジネスは1割に満たない。同業他社が取り組んでいない部分で、ストックビジネスを確立したい。ORCは法令によって毎年の点検が義務付けられている。1件につき年間500万円程度の売り上げを想定している」

―集客やマーケティング戦略は。

「FA技術者向けのウェブサイト『輸入機械メンテナンス.COM』を開設している。サイト中のブログには、予知保全や予兆診断などトレンドの言葉を意図的に組み入れている。アクセス解析にはグーグルアナリティクスを活用している」

―海外メーカーの製品保守には英語も必須になります。
「2017年に続き、3月にフィリピン人女性2人が入社し、計4人のフィリピン人を採用している。日本語や英語など語学に優れる。今後も採用数を増やしていきたい」


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株式会社亀山電機

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