【2/19公開】【省エネルギーより予知保全の記事を掲載して頂きました】

記事
亀山電機ほか3社 IoTを活用したベルトコンベアの予知保全システム

亀山電機、キヤノンITソリューションズ、toor、サイバネットシステムの4社は、IoTを活用した予知保全システムを開発した。仕組みは、ベルトコンベアに取り付けられた温度、振動などのセンサー情報に加え、ベルトの状態の2D、3D画像をIoTで取得、分析し、正常運用時との変化を可視化したMAPをモニタリングすることで、故障に繋がる予兆をいち早く検知するもの。
資材や生産物の運搬など屋内外問わず様々な環境で利用されるベルトコンベアのメンテナンスは現場担当者の目視中心で行われているが、故障発生時はベルトの破断などの重大なトラブルにつながることが多く、早急に予知保全が求められている。
今回のシステムは、センサー情報と画像の特徴データを合わせ200以上の要素数となる多変量データを統合し、機器全体の稼働状況を俯瞰する新たなMAP化手法を取り入れた。同手法により日々の機器の状態監視だけでなく、経年劣化に伴う状態の変化も可視化できるため、機器の区別なく一定周期で行っていたメンテナンスを、個々の機器の状態に応じて必要な時期に実施でき、故障発生リスクの低減、メンテナンスコストの最適化につなげることが可能となるという。
同サービスは、亀山電機が2019年度より開始する予定。
(11月27日)


ページのトップへ戻る


株式会社亀山電機

〒852-8002
長崎県長崎市弁天町3番16号
TEL:095-864-7000
FAX:095-864-7001