現実と課題


「坂には、上り坂、下り坂に加えて【まさか】がある」
以前、ある政治家が言っていました。

今年はその【まさか】の1年だったのではないでしょうか。コロナウイルスで受けた数ある影響の中の1つに、お客様、取引先、スタッフ間などでのコミュニケーションや業務プロセスの変化があります。
取り組みの一つとして働き方改革の意識向上を目指し在宅勤務(テレワーク)の導入を検討したいと考えていますが、導入するには多くの課題があります。業務内容を整理し、在宅でできる業務と出来ない業務の仕分け・在宅勤務に対する不安など…。(やはり、社員を信用していないわけではないですが、経営者としては真面目に仕事してくれるのか正直心配な部分もあります。)

未だかつて経験したことのない事態に課題が多くて不安に押しつぶされる1年となりましたが、亀山電機は過去にも大中小様々な危機を乗り越えて来ました。2008年9月のリーマンショックで危機を経験した頃、会社創業からの原点を見詰め直してみました。「社員と家族の幸せ」をどうやって達成するのか?「ものづくり」とは何なのか?「技術」とは何なのか?「設計」とは何なのか?「長崎の企業」であるためにはどうすべきなのか?「CHALLENGE」する方向性は何なのか?「お客様」は何を求めているのか?etc…

振り返って見れば、危機を乗り越えたことでさらに会社が強くなり、その後の大きな飛躍の機会に変えてきた気がします。もう一度原点回帰し、この状況だからこそ出来ない事でなく出来ることをたくさん考え、明るく元気に前向きに乗り越えて行きたいと思っています。

追伸
先日、飛行機搭乗後にCAさんにお心遣いを頂きました。

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人の心は変わらないことに、少しホッとしました(^^)

 

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ 会員
佐世保高専同窓会 幹事
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(技術交流・人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会 理事長