Answer (回答)

シーメンス製PLCのメモリコンセプトとしてメモリカード内のシーケンサ等のプログラムデータが保存されている不揮発性エリア(ロードメモリ)が電源投入時等に実際にプログラムを実行するCPU内部の揮発性エリア(ワークメモリ)に読み込むことでCPUが動作する仕組みとなっています。このような仕様となっているため新規システムエンジニアの方にはCPUプログラムへの書込み回数制限の上限を心配される方もいらっしゃいますが、上記した通りCPU内部のプログラム実行エリアは揮発性の為、読み込むワークエリアは電源投入ごとにデータが0の状態から改めてメモリカード内のデータを書き込みを行うので、メモリカードからデータを読み込むことに対する書込み制限はありません。
ただ、CPU交換後の初回起動時は必ずメモリリセット要求が仕様上発生しますので、CPU交換後正常起動の為、リセットを実行してください。メモリリセット等の手順に関して不明の場合は弊社にお気軽にご相談ください。