あっという間に5月が終わり、梅雨入り目前となっておりますが、制御盤用クーラーの点検はお済みでしょうか？？

制御盤用クーラーとは、家庭用のクーラー同様に制御盤内を「冷却」するための装置で、制御盤内の温度を一定に保つ役割を果たします。

制御盤とは、機械の動作指示やデータ処理を行うために重要な制御装置を収納しており
その処理を行う過程で熱が発生し、制御盤内の温度が上昇します。
制御盤用クーラーは、制御盤内の温度上昇を防ぎ、制御盤内の部品の性能や寿命を保つ役割を果たします。

さらに、外気を取り込まずに制御盤を冷却することが可能となりますので、粉塵等が制御盤内に侵入することを防ぐ「防塵」効果も発揮します。
また、制御盤内の湿気を含んだ空気を凝縮させ、ドレン水として制御盤外へ排出される「除湿」効果もある為
クーラー1台で「冷却」「防塵」「除湿」の対策を行うことが可能となります！

トラブルの原因となる「熱」「粉塵」「湿気」から制御盤を守ることで、電子機器の故障や寿命低下を防ぎ
設備の稼働率向上に貢献するのが制御盤用クーラーとなります。

「クーラーは毎年、暑い時期しか使用していないから大丈夫！」とお考えではないでしょうか？
使用していない時期でも、クーラーはダメージを受けていますので、大変危険です！

「夏が近づいてきたので、いざクーラーを運転させてみたら、動かない！」
「クーラーが動かないから、制御盤も故障して、設備が止まってしまった！」
そんなトラブルが発生してしまう前に、是非一度クーラーの点検をお願いいたします。

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