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なぜ、筐体から熱を逃がす必要があるのですか?

投稿日:2022年01月22日

 

放熱は、様々な理由から産業用筐体にとって重要な要素ですが、主に高温が筐体内のパネルや電子機器、筐体そのものの寿命を著しく低下させるためです。筐体内で熱が蓄積されると、以下のような影響があります。

・定格電力性能の低下
・トリップ故障
・断続的なシステム障害
・生産停止時間の増加
・部品交換費用
・顧客満足度の低下

このような生産・物流上の問題だけでなく、不適切な放熱は収益の損失、エネルギー消費とコストの増加にもつながります。

産業用筐体による放熱がなぜ重要なのかを理解するためには、放熱の方法についても理解する必要があります。産業用筐体では、主に2種類の放熱・伝熱方法があります。

熱伝導や対流の導入は、筐体が開放型(空気を通す)か密閉型(空気を通さない)かによって異なります。開放型筐体では、筐体内部から外部への空気の循環によって、筐体から熱を放出させることができます。一方、密閉型では、筐体の表面からのみ放熱されます。

適切な温度管理を決定するためには、筐体の要素に応じた放熱方法を理解することが重要です。オーバーヒートの最初の兆候である小さな不具合を放置しておくと、突然の致命的な故障につながる可能性があります。

制御盤の温度管理にお困りでしたら、リタールのテクニカルハンドブック温度管理システムを参考にしてみてはいかがでしょうか。
https://www.rittal.com/imf/none/3_8420/5502020_Technisches_Systemhandbuch_JA

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