面接


2週間弱の欧州出張から4月2日帰国しました!
世界規模の展示会「Wire2024」と「Hannover Messe」へ参加する傍ら、取引先もちょこちょこと訪問しています。業界の最新動向調査として技術に関しての勉強をしながら、使い慣れない英語で打合せを行うことで、私の灰色の脳細胞もフル回転です(笑)

現在、就職活動が盛り上がっています。亀山電機でも採用担当が多くの学生・生徒に会社説明をしたりと忙しいところです。私も日本に帰って、最終選考の面接官としての仕事が待っています。

創立当初から何人もの面接を行ってきましたが、その経験から1つ断言できることは「エピソード」や「実績」よりも「コミュニケーション能力」が最も重要である、ということです。
受験者の方々は魅力的なエピソードや素晴らしい実績を持っていますが、それをアピールするには面接官に向かって「話して聞かせる」必要が、そしてそのアピールは面接官からの質問に対する答えとしての形に落とし込む必要があります。緊張の場面で当意即妙にそんなことをするのは難しいかもしれません。その対策として、多くの就活生は事前に作った原稿を丸暗記します。
だけど、この丸暗記は対策としては微妙です。暗記の読み上げでは、根底の「面接官に話して聞かせる」ことは往々にして難しいでしょう。面接官としては、理路整然とした原稿の読み上げよりも、多少しどろもどろでもこちらと目が合う会話の方が聞きやすい。だからこそ、暗記に割く時間よりもリラックスして面接官と話す練習の方が必要だと思います。

亀山電機を受ける方々、最終選考で会話するのを楽しみにしています。就活、頑張ってください!

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ 会員
佐世保高専同窓会 幹事
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(技術交流・人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会 理事長