欧州出張レポート:ハノーファーと現地法人訪問から見えた「次の一手」


10日間にわたる欧州出張から、ようやく長崎に戻ってまいりました。今回の主な目的は、ドイツで開催された世界最大級の産業見本市「ハノーファーメッセ」の視察と、イタリア・ドイツにある取引先2社との対面協議です。経営者としての海外出張は、単なる市場調査に留まりません。現場で何を見て、どう判断したか。そのプロセスを社内レポートとして言語化する作業こそが、事業運営の要諦であると考えています。

ハノーファーメッセでは、特定の技術を追うのではなく「業界の力学がどの方向に働いているか」を肌で感じてきました。出展企業の勢力図の変化は、そのまま数年後の国内市場のゆがみとして現れます。こうした大局的な視点を自分の知見に落とし込むことで、社員には目先の作業ではない「進むべき座標軸」を示しています。

また、イタリアとドイツの取引先との打ち合わせでは、ウェブ会議では決して見えてこない相手の「温度感」と「課題」を直接引き出してきました。商談の合間の雑談にこそ、次の一手のヒントが隠れています。帰国後のフィードバックには、相手の顔色や活気を含めた「生の情報」を詰め込みました。

こうした報告を通じて、自社の立ち位置を再定義し、リソースをどこに集中させるべきかを意思決定するのが私の仕事です。時差ボケで頭が重くなるのは難点ですが(笑)、今回の知見をどう具体的な利益に変換していくか、今から腕が鳴る思いです。

今週まで長崎でしこたま打合せしたあと、来週からまた2週間出張です……大変な今だからこそ、ハードワークですね(^_^)

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ (2016-2017年度会長、2010-2011年度幹事)
佐世保高専同窓会 幹事(年度 会長)
佐世保高専剣道部OB会役員
NTC西九州テクノコンソーシアム(2024年度 会長)
長崎県情報産業協会(副会長)