「急がばまわれ」と言う諺(コトワザ)がありますが。

今朝の自分は、マサニソレ、でした。

少し寝坊してしまい、いつもより５分遅く自宅を出発した私には、小さなゴミが引き起こす僅かな違和感など、気に掛ける余裕など無く

結果…目が開けれない程痛くなり、鼻水と涙で貧相な顔が更に酷くなってしまった。

仕方なく、路肩に駐車し、目薬でコンタクトと眼球を洗い、装着。

の筈が

ポロッ!!

ヤバィ間に合うのか？と焦る指先から落下していくコンタクト君（グッバイ！右目）

薄暗い車内で指先程の彼を探す事がどんなに困難か、遅刻する自分の姿を覚悟した瞬間でした。

隣に座る相方から、予備のソフトコンタクト持ってるでしょ？　それにしたら？　との提案に、ソフトコンタクト装着に掛かる時間を考え、返した言葉は「眼鏡もってるからいい」（もう余裕ありません）でした。

コンタクト君は放置して眼鏡にしようかとも考えましたが、どこ行ったか解らないヤツの事だから、いつかプチンと割れる事が容易に想像できましたので、少し心当たりを探してみる事にしました。

シートの隙間やらあちこちを携帯のライトで探索し、僅かに光る物体を見つけてはサルベージ。

ハズレ

サルベージ

ハズレ

サルベージ

キターーーーー（まったく世話かけさせやがって）と声に出したのは内緒です。

帰ってきたコンタクト君を洗い、もう一度、落ち着いて装着。

やっと落ち着いた時には、５分の時間を失っていました。

急いでる時、パニクってる時、イッパイイッパイの時、そんな余裕あるわけないのですが、普段から崖っぷちを経験しているからか、それなりに落ち着いていたかもしれません。

「ヤバイ時ほど冷静に！」
な密度の濃い朝を体験した、血と頭皮に油がノリノリな ＫＹ でした。