【08/04公開】【8月3日日刊工業新聞様にて掲載頂きました】

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【長崎】亀山電機(長崎市、北口功幸会長)は、ライセンス製品事業を拡大する。独シーメンスから産業機械向け低電圧分電盤とモーターコントロールセンター(MCC)のシステムで国内唯一の製造販売認定を受けた。輸出している国内のプラントや装置のメーカー向けに年間約1億円の販売を目指す。
亀山電機のシーメンス関連の年間売り上げは約3億円で、売上高全体の約3分の1を占める。これを3年後に4億―5億円に引き上げる計画。
認定を受けたシステムは「SIVACON S8」。モーター制御やアプリケーション(応用ソフト)測定、データ収集、リアルタイム通信ができるIoT(モノのインターネット)関連製品。国内に製造販売の認定企業はなく、国内ユーザーは中国・上海やマレーシアなど海外認定工場から調達していたという。
今後は国内調達が可能となり、日本語でのサポートも受けられる。8月に亀山電機本社ショールームでデモ展示を始める。北口会長は「国内取引が可能となり、1―2割のコストダウンに貢献できる」としている。


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