長崎で働く、長崎で暮らす


亀山電機の拠点である「長崎」の魅力について、実際に長崎で暮らし、働く私自身の経験から、その魅力を深掘りしてご紹介します。

長崎は、独特の景観と豊かな自然が日常に溶け込む「坂の街」です。コンパクトな市街地は主要施設へのアクセスがスムーズで、比較的災害が少ないため安心して暮らせます。
長崎の人々は人情味にあふれ、温かい地域コミュニティのつながりが強いのが特徴です。日々の小さな触れ合いが心の豊かさ、ひいては住民の「幸福度」の高さにつながっています。国土交通省国土より発表されている「都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)」というデータによると、中央世帯の可処分所得順位こそ25位と全国平均を下回りますが、家賃や物価などの基礎的な支出の順位は少ない順に数えて5番目、結果としてその差額(≒経済的なゆとり)は13位と平均より高い位置にあります。地方創生においても「豊かさ」で高く評価されており、経済的だけでなく、文化、自然、人とのつながりといった多面的な豊かさが、長崎に暮らす人々の高い満足度を裏付けています。

亀山電機もこの長崎でIT・ものづくりに携わっています。長崎県内には実践的な技術教育機関が多く、質の高い人材を育成し、地域の中小企業連携も活発で、行政のサポートも充実しているため、長崎は働きやすい土壌があります。

長崎市では、妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポート(専門相談、産後ケア、経済的・精神的支援など)が提供されています。私の故郷である大村市は50年以上人口増加を続ける数少ない地域で、手厚い子育て支援(助成、一時保育、地域子育て支援センターなど)がその要因です。佐世保市も、妊娠・出産・産後支援や専門相談窓口「ままんちさせぼ」、地域子育て支援センターなど、きめ細やかなサポートが充実しています。

長崎は、単にビジネスを行う場所としてだけでなく、仕事も生活も、そして子育ても、人生を豊かにしてくれる魅力が詰まった街です。長崎で暮らすこと、働くこと、そして子育てをすることに興味をお持ちいただけたら幸いです。この魅力のあふれる街で、皆さんとともに新しい未来を築けることを心待ちにしております。

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ (2016-2017年度会長、2010-2011年度幹事)
佐世保高専同窓会 幹事(年度 会長)
佐世保高専剣道部OB会役員
NTC西九州テクノコンソーシアム(2024年度 会長)
長崎県情報産業協会(副会長)