「悪いことばかりじゃない」こと

私はあまり記憶力がありません。
学生の頃も暗記が必要な科目は軒並み赤点候補でした。
それでも”暗記”が苦手なだけだと自分では思っていたのですが、
最近では自分が言ったことややったことまで忘れている
というシャレにならない事態まで起こる始末です。

・・・と、なぜか唐突なカミングアウトに始まるブルーな展開で
ゲンナリしてしまいますが、そんな欠点にも実は一つだけ良いと
思える所があります。
それは、一度読んだ本でもまた新たな気持ちで読める、という事です。
いや、もちろん全部忘れてしまっているわけじゃないのですが、
ストーリーのキーになる部分とかオチとかを割と平気に忘れてしまえて
いるので、二度目三度目でも十分ワクワクドキドキ(死語か?)できるのです。
これは得ようと思っても中々得られない類の幸福感じゃないでしょうか?
特に得たくはないですか?

えー、では、世の”最近物忘れがひどくなったような気がする”人達に一言

 今こそ再読の時ぞ!

文化・図書委員長からでした