予知・予防保全システム

こんにちは。システム技術部第一課のM.Tです。

最近は日々の寒暖差が大きく体調を崩している方もいらっしゃるのではないかと思います。しばらくはこのような気候が続くようですので、みなさんも体調にはお気をつけてお過ごしください。今日は、弊社で取り扱っている予知・予防保全システムについて紹介させていただきます。

 

みなさんはベルトコンベアというものをご存じでしょうか。ベルトコンベアとは人手を使わずに物を運ぶことができる機械の事です。製造業などの工場内や鉱山などの現場で原料などの運搬に使用されています。このベルトコンベアには長さが数メートルから数十メートルあるものもあるのですが、これらのベルトコンベアの保守(ベルトコンベアが正常に動作することを保つこと)を行うことは大変です。ずっと人がベルトコンベアの近くにいるのであれば問題はないのでしょうが、いつも近くに人がいるとは限りません。このような時に限ってトラブルが発生することがよくあります。ベルトコンベアのトラブルといえば、ベルトの片寄りや破れ、裂け、ベルトコンベアを作動させているモーターの故障などが考えられます。そういった故障の原因を予測して、補修時期やベルトの交換時期などを教えてくれるのが予知・予防保全システムです。2Dや3Dのカメラを使用してベルトの軌跡や傷を計測し、またモーターの温度や電流値を計測。他にもベルトコンベア全体の稼働時の振動も計測します。それらのデータをシステム上で統合して、ベルトコンベアの稼働データを作成します。統合化されたデータを蓄積・分析することで故障発生時や、故障につながりそうな予兆をデータ化します。そのデータを元にモーターを交換、ベルトを張り替えるといったことが、事前に行うことができトラブル防止につながります。

弊社では、上記のような予知・予防保全システムを取り扱っております。弊社のショールームにテスト用のベルトコンベアがあり、実際に予知・予防保全システムの動作を見ることができます。予知・予防保全システムに興味を持たれている方は以下リンクよりお問い合わせください。皆様の御訪問をお待ちしております。

https://www.kameyama-grp.co.jp/kd-pm/

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