小豆の赤色には災難から身を守る効果が・・・江戸時代から


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我が家では、母親がお彼岸にはぼた餅(おはぎ)を作ってれます。 24日に少ないのですが会社に7個持ってえきました。(もっと持ってきたかったのですが、甥っ子のMが23日に11個波佐見に持ち帰ってしまった) 

「事故米未使用」「一人暮らし最優先」「女性優先」「メタボ厳禁!!」と書いて、会社の人に食べてもらおうと思い、Tさんに渡しました。しかし・・・・反応(感想?)が無かったのでチト寂しく思っています。 

23日は息子の剣道の試合だったので行けず、翌日24日朝6時の出社前にお墓参りに行ってきました。 自分が困っている時にだけ(?)、先祖を頼ってお祈りしますが、きちんとお彼岸とお盆には墓参りをしようと、誓った一日でした。

ぼた餅(おはぎ)は小豆の赤色には災難から身を守る効果があるんですね・・・・ お彼岸やぼた餅(おはぎ)に関して詳しくは以下記事をご覧下さい。 (http://www.mall.mitaka.ne.jp/spc/wagashi/0901.htm です)

年「春分の日」「秋分の日」を中心とした一週間を「お彼岸」と言います。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、年に2回のお彼岸は昔から季節の変わり目の目安になっていたようです。

<先祖の供養>

お彼岸は、西暦806年(大同元年)に行われた早良親王の鎮魂が始まりと言われていて、それ以来現在まで先祖の霊を供養する習慣が伝えられています。お彼岸にはご先祖さまの供養にお墓参りに行くのをお勧めします。

<仏道修行>

仏教では川の向こう岸(彼岸)に仏の世界が、こちらの岸(此岸)に今私たちがいる世界があり、彼岸は「悟りの世界」、此岸は「煩悩の世界」と考えられています。そして、此岸から彼岸に渡ることが、仏教の目的のひとつです。
そこでお彼岸には「悟り」をひらけるように修行するための仏道修行の期間という意味合いもあり、普段仏道修行をしていない人達も彼岸の期間中は太陽に祈りを捧げ、煩悩を払っていたようです。現在でも彼岸会や法要を行うお寺は多いです。

<お彼岸の食べ物>

お彼岸にはお萩やぼた餅を供える習慣があります。何故お彼岸にこれらを供えるのかというと、小豆の赤色には災難から身を守る効果があると信じられていて、邪気を払うという信仰が、先祖の供養と結びついたと言われています。また、この習慣は江戸時代に庶民の間から始まったと言われています。

<お萩とぼた餅>

この二つの食べ物は呼び名が違うために別の物だと思われがちですが、お萩とぼた餅は実は同じ食べ物です。ぼた餅は「牡丹餅」とも書かれ、牡丹の季節「春の呼び名」です。お萩はその名のとおり萩の時期「秋の呼び名」なのです。春と秋、季節にちなんで名前を呼び分けるのは豊かな四季を持つ日本の文化ならではなのではないのでしょうか?

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、1996年(平成8年)に亀山電機を設立しました。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段です。
坂本竜馬に憧れ、亀山電機を設立しました。
【所属】
長崎西ロータリークラブ(委員長)
佐世保高専同窓会会長
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会(代表理事)