「承知しました…」 と 「了解しました…」 ???


12月になって、かなり寒さが厳しくなってきました。 社内でも、咳や鼻水などの方が多くなった様な気がしますので、みなさんもご注意ください。

さて …… 私がサラリーマンであった頃、上司の方が誰に対しても、「了解!!」 「了解!!」を連発されており、違和感を覚えた記憶があります。 その後、私は同じ意味合いの 「承知しました」を遣う様に心がけてきました。

先週、長崎→名古屋→東京と出張に行った際、電車での移動が多かったため、会社スタッフと携帯のメールで連絡する機会があり、タイトルの事(承知しました、了解しました)を思い出しました。

そこで、ネットで調べてみると…
目上の方、或いはお客様に対して「了解(致しました)」というのは失礼である、「承知いたしました」「かしこまりました」の方が良い、という話しになりました。了解には謙譲の気持ちが入っていないのではないか、というところまでは行き着いたのですが、明確な違いが分かりません。「了解」は身内言葉だという意見もあるのですが、根拠が曖昧です・・・

「了解」は「承知」と単に言葉の意味合いが違うだけでなく、それが自然に使用できるケースというのはかなり限られてくると思います。
目上の人や上司に対して承諾の意味で使うのであれば「承知しました」「かしこまりました」だけで十分です。
もし「承知しました」と全く同じ意味合いで「了解しました」を使用するケースがあるとすれば、警察や軍隊など一般ビジネス社会とは異なる場所であり、これを一般社会で普通に使うとすれば、かなり不自然かつふざけた言い回しに聞こえます。
決してそんなつもりはなかったとしても、相手の人が常識ある社会人であれば、侮辱されたと思われたとしても仕方ないと思います。
例えば、「私が」を「自分が」と言うようなものです・・・

などなど、日本語として明確な区分けは無いようでしたが、「承知しました」が無難みたいですね(^-^)

最近、大阪・京都・名古屋・静岡・神奈川・東京と出張し多くの方とお会いする機会が増えてきました。 相手の方に失礼にならないように、身だしなみ・話し方等には十二分に注意したいと思っております (^^)

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、1996年(平成8年)に亀山電機を設立しました。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段です。
坂本竜馬に憧れ、亀山電機を設立しました。
【所属】
長崎西ロータリークラブ(委員長)
佐世保高専同窓会会長
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会(代表理事)