【9/29公開】【長崎新聞にて亀山電機がRIT事業に参加した記事を掲載して頂きました】

亀山電機、海外展開へ 独シーメンスと連携

 

新聞記事0929

ソフトウェア開発の亀山電機(長崎市、北口 功幸社長)は今後数年内に海外進出を本格化させる。ドイツの電機最大手シーメンスとの連携を深め、東南アジアで高いシェアを誇るシーメンス製の産業用パソコンのメンテナンスなどを担う計画という。

亀山電機は昨年11月、日本貿易振興機構(ジェトロ)の地域間交流支援(RIT)事業に参加。工学技術を巡るビジネスの枠組みで、日本側から同社や北九州市を中心とする計15の製造系企業・団体、ドイツ側からシーメンスを含むバーデン・ビュルテンベルク州の企業群が集まり、それぞれ連携先を模索していた。

ジェトロ北九州によると、こうした自動化技術を持つ企業が東南アジアへ進出を図っても、市場ニーズに合った商品を格安で販売できる欧米勢が有利な状況。日本企業の海外ビジネスのノウハウ不足が課題となっている。ジェトロは、ドイツ先進企業との技術連携や製品の共同開発を促し、価格競争力を高めたい考え。亀山電機は2020年度の輸出売上目標を総売上の1割に当たる2億円と設定。北口社長は「シーメンスとの連携による海外展開で雇用創出につなげ、長崎の経済を活性化させたい」と話している。


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