「亀山電機に合う」人物


新入社員が入社してから1ヵ月と少しが経過しました。4月の中旬に配属されてから、現在は技術部の一員として頑張ってくれています。社会人としての生活にも少しずつ慣れて、学生では経験できない「大人の楽しみ」も知っていってほしいですね。(知りすぎの社員もいますが(^-^;))
1ヵ月で人となりもほんの少しわかってきて、意外な一面を知ることも度々ありました。それでもまだまだわからない点も多くあるので、もっとコミュニケーションをとる機会を設けていこうと考えています。

しかし、知らなかった一面を見る度に、採用選考で見抜くことの難しさを痛感します。私との面接は30分に設定しているのですが、この30分間でどれほど「亀山電機に合う」人物かを見抜けているのでしょうか…?
亀山電機には求める人材像として「積極性・柔軟性・外向性・コミュニケーション能力」と、4つのヒューマンスキルを挙げていますが、面接の中で本人のスキルをフルに発揮させるのは難しい。むしろ、緊張からか普段以上に能力が下がっているような人もいます。
亀山電機に入社して、つらい思いをしてほしくない。価値観の違いで毎日が嫌になってほしくない。今や転職の時代で、特に若手の間では転職のハードルは決して高くないと聞きますが、それでも亀山電機に長く居て活躍してほしいと思っている以上、適した人物を選ぶことが重要であることはわかっているのですが、いまだに苦戦することの1つです。

前述のヒューマンスキルは、抽象的ながらも私自身が事業を行う上で、重要視している能力でもあります。専門的な知識や高度な技術力が亀山電機の売りではありますが、それがあったからといって「人」を好きになってもらえなければ、亀山電機には未来はないと考えています。学ぶ姿勢しかり、人との関わり方しかり、「積極性・柔軟性・外向性・コミュニケーション能力」のどれが欠けてもいけません。

「亀山電機に合う人物」として、これが正解かは私でもまだわかりませんが、それでも一つの指標として重要だと考えています。今年度も6月には新卒の採用選考が始まりますが、応募いただいた方とはしっかり向き合ってまいります。

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投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ 会員
佐世保高専同窓会 幹事
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(技術交流・人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会 理事長