ダイバーシティ採用が拓く新たな可能性
投稿日:2025年10月08日
10月7日(火)に社内で創立記念の宴が開催されました。

今年は節目の年なので、奮発して会場はサンプリエール様に(^_^;)豪華なコース料理に舌鼓を打ちました。例年と同じく、新入社員の紹介や永年勤続者表彰、優秀社員表彰などで盛り上がるのはもちろんのこと、歓談の時間も明るい雰囲気で社員同士のコミュニケーションに満ちた暖かい時間でした。
乾杯は私が、締めは専務のIが、それから表彰を受けた社員からそれぞれ、スピーチがあったのも例年と同じですが、今年は他ならぬ本人の希望で外国籍の社員もスピーチをしてくれました。彼が社員への感謝と、これからの亀山電機人生への抱負をこの場で語ってくれたのは、日ごろからその思いを感じてくれていたからでしょうか。とても嬉しく、胸が熱くなりました。
亀山電機では、設計・開発部門を中心に、インド・ベトナム・アメリカ・フィリピン国籍の外国籍社員が活躍しています。彼らの採用は、単なる人手不足の解消が目的ではありません。彼らの異なる文化背景や最新の知識が、亀山電機に新たな刺激を与えてくれています。
もちろん、言語や文化の違いによる戸惑いがないわけではありません。しかし、これを「成長のチャンス」と捉え、多文化理解・多言語対応のサポート体制を充実させることで、お互いの強みを最大限に生かせる環境整備に努めています。外国人採用は、私たちが目指すダイバーシティ実現の第一歩に過ぎません。
私たちが最終的に目指すのは、「国籍」という要素だけでなく、「性別」「年齢」「キャリア」「価値観」といったあらゆる側面で多様性が生かせる組織です。
意思決定層への女性登用、性別に関わらないキャリア形成の支援や、シニア人材の活用、短時間勤務など、いまだにできることは多くあります。30年目以降も、真の「多様性」実現のため、亀山電機はさらなる改善と発展を続けてまいります。
投稿者のプロフィール
北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ (2016-2017年度会長、2010-2011年度幹事)
佐世保高専同窓会 幹事(年度 会長)
佐世保高専剣道部OB会役員
NTC西九州テクノコンソーシアム(2024年度 会長)
長崎県情報産業協会(副会長)