「物をつくるまえに人をつくる」

こんにちは、企画部のH.Kです。
先週は出張で懐かしい人たち再会する事ができました。
10年、20年以上ぶりの再会に当時の出来事を思いだしながら楽しい時間を過ごす事ができました。

タイトルに記載されている言葉は、松下幸之助さんの言葉です。
「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。あわせて電気器具もつくっております。こうお答えしなさい」
まだ創業間もないころから、事あるごとに従業員にこんな訓示を垂れていたそうです。
「“事業は人なり”という。人間として成長しない人をもつ事業は成功するものではない。事業にはまず人材の育成が肝要だ」
松下幸之助さんは、常々そんなことを考えられていた様です。
しかし、松下幸之助さんのいう人材の育成とは、たんに技術力のある社員、営業力のある社員を育成すればよいというものではなく、自分が携わっている仕事の意義、社会に貢献するという会社の使命をよく自覚し、自主性と責任感旺盛な人材を育成すること、いわば産業人、社会人としての自覚をもった人間を育てることが、松下幸之助さんが目指した真の意味での人材育成であったそうです。お亡くなりになられて、30年以上経ちますが、その言葉や考え方にはいつも感心させられます。

松下幸之助