あの日から11年

こんにちは、企画部のK.Hです。

日本中がテレビの前で、建物や車が海に飲み込まれる様子から目が離せなかったあの日から11年が過ぎました。改めて犠牲となった方々に哀悼の意を表したいと思います。また、後日明らかになったことですが、事故に見舞われた福島第一原発において、最悪ともいえる事態の中で「絶対に故郷を守り抜く」という強い使命感に突き動かされて壮絶に戦った現場の人々の奮闘の物語に触れ、感動を禁じ得ませんでした。同じ日本人として心から誇りに思います。いま毎日のようにヨーロッパでの悲惨な映像を目にするにつれ、日本の将来についても漠然と不安を感じています。いざという時に、家族と故郷を守るために、あの福島第一原発の人々のような行動ができるか、しばしば自分に問いかけていますが、なかなか答えは出ません。いずれにしても、ヨーロッパでの争いが一日も早く収まることを願っています。

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