有効求人倍率

こんにちは、システム技術部第2課のTUです。

普段ニュースなどで「有効求人倍率」と言う言葉を耳にすることがあります。
では有効求人倍率とはどういう意味でしょうか?

有効求人倍率は、企業がハローワークに申し込んだ仕事の求人数を、職を求めている人がハローワークに申し込んだ求職者数で割ることで算出できます。

たとえば、企業の募集する求人数が50人、職を求めている求職者の数が100人の場合は、有効求人倍率は0.5倍と算出されますが、企業の募集する求人数が100人、職を求めている求職者の数が80人の場合は、有効求人倍率は1.25倍と算出されます。

有効求人倍率が1の場合は、企業が募集する求人数と職を求めている求職者の数が同じなので、数字の上ではバランスが取れた状態です。
しかし、有効求人倍率が1よりも大きくなれば企業の求人数に対して職を求めている求職者が不足した状態と言えます。

政府統計ポータルサイト「e-Stat 政府統計の総合窓口 統計で見る日本」で確認すると、長崎県の令和5年8月現在の有効求人倍率は「1.36」ですので、人材確保が非常に厳しい状態です。
九州内では福岡県が「1.13」ですので、比較的に求人しやすいと言えます。
コロナ過によって働き方が多様化しているので、有効求人倍率の低い他県に人材確保を考えても良いかもしれません。