9月23日長崎新聞様より掲載して頂きました!


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先日、現在開発しているベルトコンベヤーの故障を予測するシステムについて、長崎新聞様より、記事を掲載して頂きました。
現在、亀山電機はステップアップ補助金を利用し、火力発電プラントで石炭を運ぶ際などに使われている大型ベルトコンベヤーの故障を予測するシステムの開発を進めています。
モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)の技術を活用することで、コンベヤーの状態をカメラやセンサーで常時監視し、蓄積したデータを基に判断し、重大な故障が起きる前に対処することで、機器の寿命延長や経費削減を図ることが出来ます。
2017年度中に試作品、18年度に商品化を目指し、21年度に数十セットで計2億円程度を販売する目標としています。
コンベヤーには、ベルトやローラーを監視するカメラに加え、モーターの不具合を見つけるために振動や温度、電流の監視センサーを設置し、無線通信で中央監視室にデータを送り、データ量が増えるにつれAIが学習し、予測精度も高まる仕組みです。
開発に際しては、パートナー契約を結んでいるシーメンスと連携しています。
なお、本開発に関する今後のスケジュールについては下記のとおりです。

①研修・調査
②テスト用実機製作
③情報収集機器
④センシング
⑤画像解析(※ベルトのずれやキズを画像解析で検出)
⑥モニタリング
⑦異常検出
⑧点検・保全管理

今後、補助金を活用させて頂き製品開発を進め、営業展開の商品に繋げる確かな技術で、お客様と共に歩み続ける会社であり続ける所存です。

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ 会員
佐世保高専同窓会 幹事
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(技術交流・人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会 理事長