期待の星


私が知っている土佐弁の一つに「はちきん」があります。「男勝りな女性」を意味する言葉です。諸事情により由来についての説明は省きますので、気になった方はぜひ調べてみてください(笑) 亀山電機にはまさしく「はちきん」の女性社員が多く、打合せで女性社員が他の社員を圧倒する場面も珍しくはありません。

技術部のルーキーであるTさんも、いま注目の女性社員の一人です。学生時代の専攻は、弊社の事業からは遠い環境科学について研究していたものの、今では技術部の期待の星になっています。彼女を技術部の、それも制御部門へ配属することを決めた際には、高いハードルを設定してしまったのではないかと心配していました。しかし、そんな心配をはねのけ、技術に対する真摯な学習と、業務に対する誠実な姿勢で、入社してから一年間で目を見張るほどに成長しました。

彼女は、活躍するには性別も専攻も関係ないということを肌で感じさせてくれます。成長に必要かつ重要なのは興味とやる気。技術に興味を持ち、仕事にやる気を持って向き合うことこそが、成功への一番の正道であると教えてくれる存在です。今年度からは新入社員の教育係として、後輩にもその姿勢を伝えていく先駆者になってくれるはずです。

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ 会員
佐世保高専同窓会 幹事
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(技術交流・人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会 理事長