CVケーブルは「架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」の略称です。単心のCVケーブルを2本・3本より合わせた電力ケーブルをCVDケーブル・CVTケーブルと呼びます。

CVケーブルは住宅や事務所、商業施設、工場など、ほとんどの建築物に使用できる普及率の高い電力ケーブルです。

ケーブルの特徴としては、下記があげられます。

①ケーブルの発生損失が小さい。

②導体の最高許容温度が高く(90℃)とれるため電流容量が大きくとれる。

③軽量のため取り扱いやすく、敷設が容易である。

④油そう等の付帯設備の必要がないため、設備の簡素化が図れる。

⑤固体絶縁であるため高低差の大きい場所でも使用できる。