Anser (回答)

海外から導入された設備については、海外メーカーが全体効率化や保守メンテナンスで一貫性を持たせるためにも、設備をパッケージ製品として販売されていることが多くあります。(これは工業用機械の海外メーカーの特徴とも言えます) そのため、海外の図面についてはパッケージ化された標準図面として納品される場合がございます。海外図面は日本のメーカーの様に、工場個別をターゲットとして図面作成されている訳ではございません。また、海外と日本の違いで表記は英語がもちろんですが、信号がシンクソースで違うなどもございます。 海外図面は工場で実際使用されていない信号、機器、ドライブの情報がそのまま修正される事なく、図面に記載されている事もあり、読み難くなっている事もございます。 また設備導入当初から、導入時の詳細説明が具体的でない場合があり、海外製のCPUにてエラーLEDが赤くついたまま、工場稼働し運用されていた事もございました。 亀山電機ではPLCトラブル調査時に、ご一緒に図面やデータ有無状況等含めて全体状況を確認しております。その際に実際に存在しないものが図面同様、データ上に残されたままとなり、それが原因でエラーが出ているなどの事例もありました。 海外図面はEPLANを使用されている事もあり、図面表記がツールに基づいた形で記載がされているため、慣れていないと読み難いと思います。 また海外から設備と一緒に納入されたPLCについては、世界シェアNo.1であるSIEMENS(シーメンス)を使用している事が多いです。 さらに図面にある制御盤、クーラー型式が数字7桁だけの場合、各海外規格に準じたRITTAL(リタール)製品の型式だったりします。 SIEMENS、EPLAN、RITTALについて海外製品となり、弊社ではパートナーによる設計や製品・予備品の購入。またさらに保守メンテナンスサービスを行っております。ご不明点等、一度お問合せページよりご相談ください。