Anser (回答)

日本国内で海外向けに出荷するPC等の製品を購入する際、納品先である国の使用環境を確認し、選定しているのは当然かと思います。 今回、PC廻り製品の選定で見落としがちな注意点についてご紹介します。日本国内で使用するPC等を選定する場合、以前は地域(西日本・東日本)で周波数等(Hz)の違いがあり、また昔の製品は今程融通が利かない事もあり、その周波数が違う事を気付き、そこを気を付けて選定をする事がありました。海外では日本と違う所もあり、インターネットで調べると、周波数、電圧、それからコンセント形状について、仕事だけでなく旅行者向けのサイトでも確認する事ができるので、簡単に確認することができます。 コンセント形状については、PCアダプター等は今現在では様々なものにも十分適用する事もあり、十分に使う事ができます。コネクタ形状については製品自身を変えなくても、コンセントに差す為に形状を変える変換器を使用する事により、比較的安く準備する事ができます。 複数のPCやその他機器を接続する場合、使用する分のコネクタ変換を準備するのは大変なので、テーブルタップにコンセント形状変換を接続し、そこから接続数を増やす事を行っている方も多いと思います。 そこで見落としてしまうのが、そのテーブルタップの仕様です。テーブルタップに1500Wと記載されているものは、日本では100Vで1500Wまで使用できる形となります。 しかし海外では200Vで1500Wとなり、日本と同じ感覚で使用していると、ケーブル自身も熱くなり、安全でない事があります。仕事で納品する製品も同様です。 その為、接続する機器でないケーブルについて、特にテーブルタップ等はその考慮がされ難い事もありますので、ご注意下さい。