Anser (回答)

通常日本で見かける線番の場合ですが、接続先と接続元が同じケーブルで繋がっている事を分かる為、ケーブル両端に同じ線番を付けております。しかし海外メーカー作成の場合、ケーブルが繋がる端子番号を付けられている事が多いです。それについては次の通り、それぞれメリットとデメリットがあり、考え方の違いによるものです。   1.両端同じケーブル番号の場合   <メリット>    ・配線間違い問題があった場合、ケーブル番号を見て相互の接続先が分かるので認識し易い   <デメリット>    ・配線作業時に図面必要。端子台と一致しないので配線間違いが起きる    ・ケーブルが外れた場合、どこに繋がるのかは図面を見ないと分からない  2.端子台と同じ線番   <メリット>    ・配線作業時、図面が無くともケーブル番号そのまま端子台へ接続する事が為に作業が早い    ・ケーブルが外れた場合、そのまま端子台と同じ番号へ復旧出来る   <デメリット>    ・ケーブル番号の付番間違いが起きた場合、ケーブルコアや導通チェックしないと分からない    ・相互の接続先が分からない、どこに繋がっているのは図面を見ないと分からない この通り、お互いにメリットとデメリットがあります。どちらとも各状況を見据えたものであるかで、どちらを採用するのかが変わると思います。盤外の外線ケーブルがある場合、外線ケーブルは丈夫にするために被覆も大きく、ケーブルサイズ自身が大きいくなるのはご存じかと思います。海外は2の該当である端子台番号そのまま付けられている事が多いです。結果として、配線作業は簡単に、間違いも目視で簡単に確認する事もできるので効率的な作業が出来ます。但し、ケーブルスケジュール図面などでケーブルコア番号を見ながらケーブル番号付番作業が必要となります。