Anser (回答)

設備メーカーのタッチパネルやPLCデータの取り扱いについてです。 海外から何か購入する場合、資料等の情報が日本語でない事は当然あるかと思います。 設備に一緒に納入される監視用のモニターやタッチパネル、また演算処理・制御を行うPLC等についても同様です。 設備導入となると場合、殆どがオーダーメイドではないので海外設備外メーカーのパッケージや標準化されたものを購入する形になりますので、選択の余地もなく海外製がほとんどです。 導入当初は設備メーカーが現場に来て、一緒に立ち上げ無事稼働するまでサポートしてくれる為に問題は無い様に見えます。 しかし設備運用開始後、色々な問題点が見えてくる事となります。それは監視画面やプログラムを作る為のツールが海外製であり、海外メーカーが帰国した後、自分達で保守メンテナンスや改造が難しくなる事です。 日本国内で聞きなれないメーカーだとツール入手が難しいものだったり、そもそも何を使えば良いか分からない事があります。 そのような状況になり、バックアップ方法やプログラム確認等でご相談を受ける事があります。 弊社では、タッチパネルやPLCのメーカーを調べ、海外メーカーの日本代理店に連絡を取りアドバイスやサポートについて検討します。 しかし頼みの綱である海外メーカーでもどうしようもない事があります。 それは、設備メーカー独自で制作されたデータにパスワードロックが掛かっている場合です。 海外の場合、自分達が作り上げてきたデータは時間と技術を掛けた財産であり、簡単他人に渡したりするものではありません。 それは御客様であっても同様です。日本国内メーカーは相談をすると直ぐに貰えたりしますが、海外の場合は日本のメーカーと同じ対応をして貰えるとは限りません。 その為、データ関係については設備導入当初にメーカー担当者が日本にいると思いますので、その時に担当者へ相談し入手しておく事をお勧めしております。 その際、今後の設備運用や保守メンテナンスが目的である事を伝えれば、時差レスポンスやマネージメント上でのメール等での難しいやりとりを省く事ができ、簡単でかつスムーズにデータを渡して貰える事となります。 様々なご相談があれば亀山電機までご連絡ください。