Anser (回答)

フォネティックコード(phonetic code)があります。対面でなく、離れた所で確認や作業をするときは言葉や文字でコミュニケーションが必要です。現場で確認作業の時、電話やトランシーバーを使用してコミュニケーションをとる機会が多くあります。通信状況により、雑音や混戦などでBやDなど発音が似ているものはうまく伝わらない事があります。また、イントネーションで相手へ伝わり難くなります。特に、海外メンバーと作業するときは発音が慣れていない場合、一層伝わりにくい事があります。その場合は、改めて言い直する、もしくはアルファベットを順番で行って、A、BのBだと言えば伝わります。それでは時間が掛りますので、別の良い方法があります。それが、フォネティックコード(phonetic code)です。日本語では、通話表とも言います。通話表は、聞き間違えを防ぐために国際電気通信連合(ITU)で決められたアルファベットの文字を決められた語句で伝達する手段です。例えば、アルファベットのBならBravo(ブラボー)のB。DならDelta(デルタ)のDなどあります。またフォネティックコードも種類があり、地域や用途により使い分けされています。よく耳にするのが北大西洋条約機構(NATO)フォネティックコードがあります。具体的にフォネティックコードを知らない場合でも、Bを伝えるためにBoston (ボストン)などの都市名。例えば、相手に伝わるのならばBookでも良いのです。情報が相手に伝わること、工夫をすることが大切です。