Anser (回答)

これは図面記載方法と、デバイスに対する番号付けのルールが影響している為です。海外メーカーが作成した図面記載のデバイス番号を見ると、日本と同様に機器種別記号をアルファベットで記載し、その後に数字が記載されております。機器種別記号は同じです。しかしその後の数字をみると、番号が1~連続した数字でない事が分かります。実はこの数字、適当につけたものでなく図面に記載されているページ番号をデバイス番号につけている為です。デバイス番号にページ番号を入れる事により、機器の調査や確認する際、該当されている図面ページがデバイス番号で分かる為、探す手間がなく素早く探す事ができます。もちろん良い事ばかりではないです。連続していない数字となり、同一機器がどれだけあるのか、全体量の把握がし難いです。また例えば表示灯付き押しボタンがあるとします。この場合、表示部(ランプ)と操作部(押し釦)が図面の回路構成上、記載されるページが異なる場合があります。ランプ回路のページ、押し釦のページが別々に記載された結果、PL20(ページ20にランプ)、PB30(押し釦回路がページ30)となり、1つの機器で2つのデバイス番号(PL20とPB30)が存在する事になります。