Anser (回答)

各製品を輸出する際、各メーカーより入手した非該当証明書、また該当する輸出入統計品目番号(HSコード)等の情報収集と確認が必要です。今回の場合はPCとの事ですが、PCにバッテリーが搭載されている場合はリチウム電池に関するルールが関連し、事前に確認が必要な場合もございます。リチウム電池については、発煙や発熱の可能性もあり、大きな事故につながる恐れがあるために、規制対象となりえます。国際航空運送協会のIATA(International Air Transport Association)のリチウムバッテリーガイダンス等の記載にある条件、輸出方法等について対応する必要があります。参考として以下の様な幾つかの項目について注意する必要があります。 ・リチウムの種類(セル、バッテリー) ・リチウムの容量(種類により20Wh、100Wh等の範囲あり) ・バッテリーならその構造(例えばPCに内蔵か外付けか) ・該当する製品のリチウム含有量 ・リチウムマークの有無 この結果を基に、該当するPIやSectionを判断します。規制ルールに該当するマークを発送する荷物に張り付け、初めて輸出可能となります。この様に、輸出する際に慣れていないと各規制事項や禁止事項、各書類が必要である事に気付けないまま対応して、直前で気付き後戻り作業となる等もございます。その為、輸出を専門に扱う業者、若しくは海外へ納品実績のある企業に相談してみる事も大切となりますので、ご注意下さい。